美味しいまま冷凍・解凍ができるピチットの使い方

ピチットは調理用の脱水シートです。ただ、その特殊な構造から素材の水分と臭みだけを吸収し、旨みの成分はそのまま残しておくことが可能なのです。



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美味しいまま冷凍・解凍ができるピチットの使い方

料理への影響


「ピチット」で冷凍保存したり、解凍した素材を使用すると、料理にも色々なメリットが生まれてきます。


揚げ物や天ぷらの場合には、余分な水分が素材の内側から取り除かれているために、油はねが抑えられてふっくらと揚がります。また、短時間であげることができ、油の劣化も抑えることができます。


そもそも揚げ物などをする時に油がはねるのは、熱を加えることによって素材のたんぱく質が変成し、素材の中の水分が出やすくなるからなのです。そのため「ピチット」を使用した素材は、その内部から余分な水分が取り除かれているために油はねが抑えられ、火の通りも良くなるわけです。


さらに、素材の表面が短い時間で固まるために、素材の旨みが内部の水分と一緒に逃げにくくなります。これが、揚げ物や天ぷらが美味しくふっくらと仕上がる理由なのです。


焼き魚の場合にも、火の通りが良くなり、短い時間でこんがりと焼きあがります。また、焼いている時に煙が出にくくなり、網にもこびり付かなくなります。魚を焼く時に煙が出る理由は、魚の脂が水と一緒になって魚から出てくるためです。しかし「ピチット」を使用した魚であれば、表面だけではなく魚の内側からも余分な水分が取り除かれているために、焼いている間に水分が出てきにくくなります。


したがって、魚を焼く時には煙が出にくくなり、火の通りも良いために、短かい時間でこんがりと焼き上げることができるのです。


美味しいまま冷凍・解凍ができるピチットの使い方

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